• 逆転弾を放ち、ヘルメットを掲げて喜ぶ前原(左)=神宮球場で(藤田漠撮影)

4番の逆転弾で、開幕戦勝利

[硬式野球部]東都大学野球春季リーグ対日大戦1回戦(2008年04月09日 18時14分)

東都大学野球春季リーグ対日大1回戦が、4月9日に神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

駒 大 000 000 003 3
日 大 000 000 100 1

 
      打安点
(4) 林  410
(6)赤 木 310
(5)笠 間 200
(3)前 原 313
DH高 山 200
HD古 橋 100
(9)上 田 410
(8)増 田 200
PH山 下 100
8 佐野逸 100
(7)屋 宜 300
(2)山本裕 300
    計2943

▽本塁打=前原
▽二塁打=林

    回 打安責
 河 村7 2651
○加 茂1 300
 笹 田1 300 

 両者無得点のまま迎えた7回。ここまで2安打無四球だった先発・河村光速(営4)が 、1死二塁とピンチを背負うと、続く打者に適時二塁打を打たれ1点を先制される。8回を三者凡退に抑えられ、後がない最終回、四死球で無死一、二塁とすると4番・前原一慶(営3)が3点左翼本塁打を放ち、逆転。その裏を笹田尚史(商4)がきっちり3人で抑え、開幕戦を勝利で飾った。


◆小椋正博監督
「1球が歴史を変える。野球は怖い。今日の1番の収穫は河村。よくあそこまで放れるようになった。相手のミスにつけこんで、4番が仕事をした。前原はオープン戦駄目だったが、顔色も黒から白によくなった。(打線は)考えてやらないと。もっとできる。初戦で緊張したのか、淡白になってしまっていた」

◆古橋慶樹主将(経4)
「最初は苦しかったが、投手がよく粘ってくれた。野手はやろうとしたことができなかった。明日までに調整。ミスを恐れず果敢に攻める。(チームは)緊張していたが、前原の一発でほぐれた。(次は)とにかく勝って勝ち点とりたい」

◆河村光速
「今日の調子はよかった。キレもコントロールも、不安もなく投げられました。点取られた時はボール球が投げ切れてなかった。(降板した後は)逆転してくれることを信じて試合を見てました。(新しいマウンドは)そこまで投げてる分には変わらない。(開幕戦の先発を言い渡されたのは)3日前です。やることやってきたから、それを出し切れればと思っていた。次以降はボール球投げきって、中途半端はなしでいきたい」

◆前原一慶
「(逆転3ランは)ストレートの真ん中。カウントノーツーで(サインが)バントからヒッティングになって、次につなぐ気持ちでいた。まさか入るとは思わなかった。ホームランにはこだわってない。ヒットの延長。去年の秋は良いところで打てず、迷惑かけた。今年は良いところで打てるようにしたい」

なお、次戦・日大2回戦は明日10日に10時半から神宮球場で行われる予定。

■神宮球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

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