• 75分、ダイビングヘッドでゴールを決める高崎=磐田スポーツ交流の里ゆめりあで(中野成博撮影)

  • 試合後、涙ぐむ選手たちだが、結果的にはワイルドカード枠で決勝T進出を決めた=磐田スポーツ交流の里ゆめりあで

劇的決着!悔し涙の決勝T進出!!

[サッカー部]第56回全日本大学サッカー選手権大会グループリーグ Eブロック第3戦・静産大戦(2007年12月23日 21時09分)

第56回全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)グループリーグ Eブロック第3戦・静岡産業大戦が12月23日、磐田スポーツ交流の里ゆめりあにて行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

 ☆駒大2―1静産大
  (1―0)
  (1―1)
【得点者】()はアシスト
43分:[駒]中山(高崎)
75分:[駒]高崎(田谷)
89分:[静]秋葉(片山)

【メンバー】
GK山内達夫[4]
DF塚本泰史[4]、中山友規[2]、伊藤 龍[2]、鈴木寿毅[3]
MF菊地光将[4]、田谷高浩[4]、小林竜樹[4]、八角剛史[4]
FW高崎寛之[4]、榊原浩一朗[4](→71分東平大佑[4])
【SUB】
GK岡 大生[1]
DF武田憲明[3]、市川祐樹
MF島田祐輝[3]、山崎健太[2]
FW那倉夢人[2]
※[]内数字は学年

 直前に行われた試合から2点差以上の勝利が自力での決勝T進出の条件となった駒大。序盤からアグレッシブに試合を運び、43分にCKから中山が先制点を決めた。後半は静産大に再三攻められるが、75分に隙をついた田谷の右クロスから高崎がダイビングヘッドを決め、この時点で決勝T進出を手中におさめる。しかし、終了間際に相手の素早いリスタートから失点を喫して試合終了。この失点により得失点差でEブロック首位・東学大に届かず、決勝T進出が断たれた駒大イレブンは悔し涙でピッチを去った。
 しかし、他会場での結果から各ブロック2位6チームのうちの上位2チームに与えられるワイルドカード枠での決勝T進出が確定。試合後のロッカールームでこの吉報を知った選手たちは、かろうじて4連覇へ望みをつなげた。

◆秋田浩一監督
「びっくりした(笑)。2―0じゃなきゃダメかと思ってたから。他のブロックがこんなになるとも思わなかったし、勝ち点6じゃダメだと思ってた。(最後の失点は)今年の勝負弱さを象徴してる。でもこれでやっていくしかないですから。次頑張りたいと思います」

◆八角剛史(経4)
「勝ちは勝ちですけど足りないし、2―0で勝ち切れない所が今年の課題。まぁ次に繋がったのは良かったです。(失点した時は)あの瞬間みんな諦めちゃって終わったと思いました。(次の)流経はこないだ勝ってる事で選手の中で気の緩みが出ないようにしたいです。悪運よく来れたんで、年またいで準備して優勝するしかないと思います」

◆高崎寛之(英4)
「もう1回だめだと思って落ち込んだがラッキーな形で通過できてよかった。久々に点を取れたことでモチベーションも上がりました。2点目決めて逃げ切りたかったけど失点してしまったのがまだ弱さだと思う。せっかく掴んだチャンスなので次は死ぬ気で頑張りたい」

準々決勝は1月7日(月)、江戸川区陸上競技場にて13:50から流通経済大と対戦する。

■会場へのアクセス
・JR京葉線「葛西臨海公園」駅下車、徒歩25分
・地下鉄東西線「西葛西」駅下車、徒歩15分または、バス臨海2丁目団地行きに乗車、「清新第三小学校前」下車、徒歩2分

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