• 最後の大会、気迫で後輩たちに示した伊藤主将=大阪市中央体育館で(大沼史佳撮影)

  • 大事な大将戦で勝利を掴み取り、次へ望みをつなげた只野

  • 全力で戦い抜いた副主将の青木=大阪市中央体育館で(佐藤吉恵撮影)

初のタイトル惜しくも逃し3位

[空手道部]第51回全日本大学空手道選手権記念大会(2007年11月23日 21時01分)

第51回全日本大学空手道選手権大会が11月23日、大阪市中央体育館で行われた。結果は以下の通り。

【準決勝】
駒大2―3大商大☆
先鋒●佐藤光直(法2)5―7
次鋒●佐藤龍治(商2)2―8
中堅○竹田純哉(法3)5―2
副将○大木正歳(政3)8―6
大将●伊藤龍也(社4)7―8

【男子団体組手】
1位 近畿大
2位 大商大
3位 駒大、近工大

【男子団体形】
予選敗退

 男子団体組手は3回戦まで先鋒から大将戦を全勝で勝ち進んだ。準々決勝では混戦となり苦戦を強いられるが大将・只野が気迫溢れる攻撃で白星を飾り次へコマを進める。準決勝では先鋒、次鋒と落とし負けられない中堅戦。竹田は冷静に勝負し勝利を挙げる。副将・大木も試合開始直後に1本を取る大技を決め、勝利。2-2となり勝敗は大将戦に委ねられ、両者一歩も引かない大混戦となる。伊藤が2点リードした中試合は進むが、残り数秒で技ありを決められ逆転負け。念願の全日本優勝はあと一歩及ばず、3位という結果で幕を閉じた。
 また、男子団体形は予選で敗退した。

◆大石武士師範
「(組手は)えこひいきとかではなく誰が見たって勝った試合だった。でも負けは負け。非常に残念。選手はよく頑張った。今日は伊藤、青木、只野の4年生がチームを引っ張ってくれた」

◆伊藤龍也主将
「(準決勝は)プレッシャーは少しあった。(最後は)呆然だった。2年前の全日本と同じシチュエーションで同じ相手に負けたので余計に悔しい。(4年間振り返って)いい仲間にめぐり会えて悔いはない」

◆青木 徹副主将
「自分の中では良い試合だった。メンバーにめぐり会えて、楽しくて、これで終わるのは悲しい。(後輩には)エネルギーを空手に集中してほしい」

◆只野 聡
「今回の試合は、チームのために負けられないと思ってた。優勝はみんな取る気でいた。国士舘戦の時は大将で、プレッシャーはあったが、前で2勝してくれていたので少し楽だった。4年間を振り返って、1~3年は適当だったけど4年は頑張りました」





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