勝ちきれず組手ベスト16、形は「満点」
[空手道部]第51回全日本大学空手道選手権大会<女子>(2007年11月23日 20時54分)
第51回全日本大学空手道選手権大会が11月23日、大阪市中央体育館にて行われた。結果は以下のとおり。
駒大1-2天理大☆
先鋒●若林梨沙(商4)1―6
中堅●北村友希(心2)3―4
大将○佐藤愛美(国4)4―0
順調に勝ち進み挑んだ2回戦も先鋒・若林は思いきりの良い攻めで相手を圧倒し、チームに弾みをつける。勢いにのり順調に準々決勝へと駒を進める。準々決勝の相手は昨年と同様、天理大。天理大の攻め方に序盤から苦戦してしまい、本来の調子を出せずに先鋒、中堅が負けてしまう。4年最後の大将・佐藤は、中段蹴りで先制し、その後もポイントを奪い続け1勝を果たすもののリベンジを果たすことが出来なかった。
【女子団体組手】
1位 大正大
2位 帝京大
3位 京都産大、近畿大
一方、女子団体形は「あの内容で負けたら仕方ない。形は満点だった」と大石武士師範は手放しで選手を褒め称えた。3年生に1年生2人という若いチームなだけに今後に期待がかかる。
【女子団体形】
駒大2-3青学大☆
蜂須賀三佳(歴3)
川島岬(国1)
小久保楓(地1)
1位 帝京大
2位 青学大
3位 駒大、東大阪大
◆大石智子コーチ
「関東大会の時よりも技術は上がっていたのにその実力が出し切れていなかった。少し慎重になりすぎていたと思う。間合いが詰めきれていないまま慌てて打ってしまっていたから。来年は、今年の4年生の頑張ったおかげもあってベスト8の壁を越えられると思います」
◆佐藤愛美主将
「天理大に去年負けていたのでどうしてもリベンジしたかった。また悔しい思いで終わってしまった。ベスト8の壁を打ち破るためにも、主将としての勝ちにいきました。後輩には今まで築き上げてきたもの通して、来年はベスト8をリベンジしてほしいです」
◆若林梨紗
「試合に出していただけた分、その任務を果たしたかった。調子は良かったけれど(準々決勝では)苦手なタイプに当たり、上手く本来の自分の試合が出せずに終わってしまった。この負けた思いは後輩に託していきます。今後はちょくちょく練習に顔を出し、後輩の指導にあたりたいです」
◆蜂須賀三佳
「今回はいつもより入念にアップをしたことが予選突破に繋がったんだと思います。関東大会で青学に負けていたのでどうしても勝ちたかったんですけど、入場方法が普段と違うというアクシデントがあり、気持ちが動揺してしまいました。技術的にはレベルが上がっているので来年も頑張っていきます」
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