• 昨年に続きトップでゴールテープを切る堺=伊勢神宮ゴールで(澤田衣里撮影)

  • エース区間2区で流れを掴んだ宇賀地=第1中継所付近で(木村優花撮影)

  • 3年連続で区間賞を獲得した平野=第5中継所付近で(今井江里子撮影)

全日本、総合力で掴んだ連覇!

[陸上競技部]第39回全日本大学駅伝対校選手権大会(2007年11月04日 21時25分)

第39回全日本大学駅伝対校選手権大会が11月4日、愛知県熱田神宮~三重県伊勢神宮の8区間106.8kmにて行なわれた。スタートは豊後が3位と好調な滑り出しを見せる。エース区間2区を走る宇賀地が流れを掴み、1位早大・竹澤と僅差で襷を渡す。首位に押し上げ独走状態を築いた3区・池田に続いて、5区・高林、6区・平野も区間賞を獲得。特に平野は3年連続での快挙を成し遂げた。そのまま勢いは衰えることなく2位と2分以上の大差をつけアンカー堺がフィニッシュ。主将・安西が欠場ながらも、総合力で伊勢路連覇を果たし、大学頂点の座を勝ち取った。結果は以下の通り(上位3位までと駒大のみ)。

★総合成績★
1位 駒大 05:16:21
2位 日体大 05:18:51
3位 中大 05:19:13

★個人成績★
1区(14.6km) 豊後友章(商4) 43:09③(3)
2区(13.2km) 宇賀地強(法2) 38:10⑤(2)
3区(9.5km) 池田宗司(法3) 27:35①(1)☆
4区(14.0km) 深津卓也(経2) 40:47②(1)
5区(11.6km) 高林祐介(歴2) 34:20①(1)☆
6区(12.3km) 平野 護(禅4) 36:18①(1)☆
7区(11.9km) 星 創太(営2) 36:18⑦(1)
8区(19.7km) 堺 晃一(法4) 59:44⑤(1)
※○は個人順位、( )は総合順位、☆は区間賞

◆大八木弘明監督
「選手に感謝したい。安西は出れなくて悔しかっただろうけど、その分キャプテンの分も、とチームが1つになれた。補欠もタイム的に言ったらレース出来るぐらいの力はあるし、今年選手の層は厚いよ。(箱根は)去年の失敗を繰り返さないように上手くやりたい」

◆宇賀地強
「出雲終わってからエース区間を走ることは伝えられてたから心の準備はしていた。出雲で負けた悔しさがあったので気持ちの切り替えは自分はすぐ出来た。チームのみんなもそう思っていたと思う。優勝は出来ても『連覇』は難しいから嬉しいです」

◆平野 護
「自分に襷が来るまでに(タイムの)貯金があったから走りやすかった。安西が出ないと分かった時は不安だったけど、今回のレースでチームの層が厚いところを見せ付けられたのではないか。これから箱根に向けて練習を頑張りたい」

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