高田、攻め続けた!3年ぶり準優勝
[相撲部]第32回全国学生相撲個人体重別選手権大会(2007年09月23日 20時27分)
第32回全国学生相撲個人体重別選手権大会が9月23日、靖国神社相撲場で行われた。結果は以下の通り。
75kg未満級トーナメント
1回戦
前川太輝(商2)●(寄り倒し)水田(防衛大)
無差別級トーナメント
1回戦
須麻(東洋大)棄権→
小池和春(営4)●(押し出し)山下(日大)
高田在秀(法4)○(押し出し)堀(近大)
2回戦
高田○(叩き込み)山下(日大)
準決勝
高田○(押し出し)トドビレグ(九州情報大)
決勝
高田●(上手投げ)中村(日体大)
前川、高田に加え、補欠から出場の小池と3人が出場した。75㎏未満級の前川は初戦で東日本1位の水田に当たり、隙をつかれて敗北。無差別級の小池も山下を相手に食らいつくも、力負けした。同じく無差別級の高田は、初戦で積極的に堀を押し込み、押し出すと完全に流れに乗った。山下、西日本1位のトドビレグを撃破して決勝まで進む。中村との決勝も終始攻め込むが、粘られ上手投げで敗れた。高田は、同大会で1年次に115㎏未満級で準優勝しており、3年ぶりの快進撃となった。
◆下谷内勝利コーチ
「あそこまでいったら、もう1つ勝って欲しかったけど。合格点。(お褒めの言葉は)優勝したら言います。前川は相撲を取ってなかった。小池はあんなもん。前に出てるのは良かった。おこぼれだからね。(全国学生相撲にむけて)今の状態だと厳しい。もう1回締め直して。予選は通過しないと。でる選手は決めてないから。(10月は)集中して、レギュラー中心の練習にする」
◆高田在秀主将
「嬉しいです。今日は引かないようにしました。相手がみんな大きくて、(自分が)小さいのを利用して、まわしを取られないようにした。最近の調子はいい。泣いてはないよ。決勝は、強いていえば勝ちたかった。1番最初の相手が手強いと思ってたけど。今まで勝ったことないし。でも、3度目で勝てた。(全国学生相撲・団体戦に向けて)とりあえずベスト8。個人戦はどうでもいい。4年生は最後の試合なので、自分の力を出したい」
◆小池和春
「(補欠からの出場だったが)やりづらいというよりも、逆にチャンスだと思って、思いきってやろうとプラスに考えた。負けたのでやっぱり悔しい。インカレに向けて、なんとしても良い結果を残して、有終の美を飾りたい」
◆前川太輝
「何もできずに終わってしまった。体重を増やして、もっと落ち着いて相撲をとらないといけない。(高田について)めちゃくちゃすごい。尊敬する。また頑張ります」
なお、次戦、第85回全国学生相撲選手権大会は11月3、4日に堺市大浜公園相撲場で行われる。
■会場アクセス
私鉄・南海本線「堺」駅から徒歩約15分。
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