サッカー男子日本代表が6日、トルコ・イズミールに到着した。ロンドンを経由しての長旅にも関わらず、選手たちに疲れの色は見られなかった。
開幕前日、10日のタイ戦から怒涛の6連戦が始まる。今大会について乾真寛監督(福岡大)は「最低でも金。だが気負わず、一戦ずつ集中してやるだけです」と気を引き締めた。また、メンバーについては「今年のチームは実力も経験も過去最高」とベタ褒め。だがその反面、課題もある。7月に行われたドイツ合宿に攻守の要であるMF兵藤慎剛、DF徳永悠平(ともに早大)が大学の試験のため不参加。チームの中心選手のためどうチームに溶け込ませられるかが課題だ。
しかし、チームには秘策がある。ユニバ金メダル経験のスタッフと『おにぎり』だ。 代表スタッフのほとんどが北京大会から変わらず、乾監督も3度の優勝経験があり、サポートは万全。 また、日本から白米を持ち込み、「試合当日はスタッフ全員でにぎりめしを作って、選手に食べさせる」と乾監督。いくらトップアスリートといえど、食が変わるとコンディションを整えるのは困難なもの。これなら選手たちも最高の状態で試合に臨むことができる。指揮官からのささやかなプレゼントだ。
日中の気温が40度を越える暑さの中、厳しい戦いが予想される。その中で3連覇という偉業達成のカギになるのは『おにぎりパワー』かもしれない。
(荒川 好和)