• 全日本チャンピオン相手に攻める重江=日本武道館で(古田早季撮影)

あと1ポイント、王者に屈し3位

[空手道部]第50回全日本大学空手道選手権記念大会(男子)(2006年11月27日 00時41分)

第50回全日本大学空手道選手権記念大会が11月26日、日本武道館で行われた。結果は以下の通り。
男子準決勝
駒大2-2近大(関西)☆
先鋒×竹田純哉(法2)2-8
次鋒○佐藤龍治(商1)8-3
中堅○志村龍己(仏2)8-0
副将▲大木正歳(政2)2-2
大将×重江賞誉(仏4)0-8
※総ポイント数20-21により敗戦。
 準決勝の相手は昨年優勝校の近大。先鋒竹田は自身の不調に相手との体格差も加わり競り負ける。次鋒佐藤は流れを断ち切るように、1年生ながらその実力を存分にアピールし勝利。中堅志村は着実に突き技を決めると最後は上段蹴りで一本。自身今大会全勝と同時に決勝戦に大手をかけた。だが、これまで副将というキーポイントで勝利という流れを作っていた大木はここに来て慎重になり、中盤中段蹴りで技ありを奪い取るも突き技で追いつかれ、そのまま引き分け。大将重江は序盤からの相手のペースを打ち崩すことが出来ず完敗。試合は引き分けだが、総獲得ポイントを近大が1ポイント上回り、ベスト4で姿を消した。
◆大石武士師範
「やはり全体的にリズムに乗ってなかった。破れかかってる壁が破れない」
◆杉山俊輔コーチ
「一人ひとりが要所でいい仕事をしてくれたが、全体的には自分の試合が出来ていなかった。スタミナ面では克服出来たと思う。今年の4年生の力は大きかった。チーム全体が引っ張られた」
◆松丸武範主将
「ベスト4を嬉しいけど悔しい。近大戦は出場しなかったが気持ちは『勝ちたい』のひとつだった。(4年間は)辛い事の方が多かった。(優勝出来なかった事に)心残りはある。見守っていきたい」
◆重江賞誉
「申し訳ない。自分のせいです。やったろうと、勝つしかないと思って臨んだが、気負ってしまった。空回りした。来年は必ず優勝してくれますよ。最強2年生トリオもいるし。中身の濃い4年間だった。いい先輩、いい後輩に救われた」

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