• インサイド勝負のカギを握る存在である柳田(中央)

  • #4 塩山 隼輔 G 2年

  • #16 神沢 健太 F 1年

リーグ戦に繋げる新たな挑戦

[男子バスケットボール部]新人戦特集(2005年06月14日 00時00分)

今年のバスケットボール部は先月の関東選手権(トーナメント)では不甲斐ない結果で終わり、リーグ戦に向けての進化が問われている。その進化の過程で必要になってくるのが下級生の活躍にかかっているだろう。
それを試す絶好のチャンスである新人戦が今週から開幕する。今年は主力として活躍する2年生が多く、塩山、臼井、向、柳田はチームでも外せなくなりつつある。また上原、鈴木裕も去年の経験を生かし成長を遂げている。またメンバーからはずれていた坂本も復帰した。ルーキー陣の中ではトーナメントに出場した神沢、鈴木伸、井上などを中心にそれぞれ個々の能力の高さがあり、活躍が期待されている。
初戦にあたる白鴎大は長身の外国人選手を2人擁し、インサイドを固めてくるが、それに対する対策として『走り勝つ』ことを挙げている。「うちのチームは高さがない分みんな走れるから、走ってかき回して駒大ペースにもっていきたい」(上原、柳田)と意気込んだ。牧野監督も「どこのチームも手強いが、それでもいい勝負になると思う。インサイドがどうしても他校に比べて弱いが柳田がどれくらい頑張れるかが勝負」と策を練っていた。また課題である個々のディフェンスとリバウンドが勝負のカギになるだろう。
新人戦チームは練習試合2連勝中と好調さをキープしている。この勢いを本番にぶつけ、リーグ戦に繋がる大きな手土産を期待している。
(文・宮下 邦彦 写真・木戸 奈津葉)



#4 塩山 隼輔 G 2年
本人が「とにかくスピードが売り」と話すように小柄な体格を生かしたスピードを最大の武器とし、コートを縦横無尽に駆け回る。果敢なドライブインやアウトサイドからのシュートと幅広いプレーでチームを引っ張り、駒大の攻撃の軸として牧野監督もキープレイヤーに挙げており、活躍が期待される。「新人戦は今年で最後。今までの一番イイプレーをして、リーグ戦につなげたい。優勝を目標に東海を倒したいです」と意気込みを語ってくれた。観客を魅了する彼のプレーを是非目に焼き付けてほしい。


#16 神沢 健太 F 1年
今年のルーキーの中でも一際、片鱗をみせているのがこの神沢だろう。彼の武器はなんといっても3P。先月行われた関東選手権(トーナメント)でも、得意の3Pで得点を叩きだし、チームに貢献。ルーキーながらも大舞台に強いのも魅力的でその実力を台頭に現しつつある。「3Pが僕の魅せられるところなので果敢に打っていきたい。あとはできることを1つ1つしていけば勝利に繋がると思います」と語ってくれた。駒大の勝利に神沢の活躍は必要不可欠であるだろう。


《試合日程&会場アクセス》
6/15 2回戦 対 白鴎大 16:20~ 
駒沢屋内球技場 
東急田園都市線 駒沢大学駅下車 徒歩15分
6/16 3回戦  16:20~
6/17 準々決勝 16:20~
6/18 準決勝  16:20~
6/19 決勝   16:00~
国立代々木第二体育館
JR山の手線 原宿駅下車 表参道口  徒歩2分

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