• サッカー部・中田洋介さん

  • 空手道部女子・水野庸子さん

  • 野球部・坂上拓さん

  • 陸上部・内田直将さん

  • お忙しい中、ありがとうございました。

『陸上・野球・サッカー・空手女子主将対談』

[その他]本紙連動企画・キャプテン特集(2003年04月02日 00時00分)

三月下旬のとある日に、駒大スポーツ春号企画のために、陸上部主将の内田さん、サッカー部主将の中田さん、野球部主将の坂上さん、空手道部女子主将の水野さんに集まっていただきました。滅多にない機会ですから、本紙取材のあと、ちょっとだけお話を聞かせていただきました。(聞き手:内田、小檜山、山口 写真:岩田)
―最初に、新チームになった今年のチームについての紹介をキャプテンからお願いします。
坂 昨年ちょっと成績悪くて…いろいろあったんですけども、今年はチームがとにかく去年に比べて明るくてまとまりがあるので、キャプテンとして何をやってるってわけではないんですけども。下がまとまってくれてるんで、非常にいい結果が望めると思います。
内 箱根走ったメンバーの8人が残ってて、それで新しく入ってきた1年生も有力なのが多いんで、今年も結構強いチームになると思います。
中 去年のメンバーの大黒柱2人が抜けたんで、今年は飛びぬけた選手がいないんですけど、チーム全体のレベルは去年以上かと思っているんで、新1年生も含めて、今年はいいチームが作れると思います。
水 去年は、全日本団体の優勝を逃したんで、今年はそれをとることが目標で、去年のレギュラーのメンバーもそのまま残っているので、いい1年生も入ってきてるんで、今年は狙えると思っています。
―「駒大」という部活に所属していて、みなさんお互いに意識したりするんですか?野球部とか、陸上部が箱根(駅伝)とかで優勝して…
坂 そうですねー。周りからよく、箱根駅伝が終わってから、やっぱり野球のシーズンが入ってくるんで、OBの方たちからも「陸上部に続け!」と、そう言われてるんで…。今もう駒大の顔が陸上部とサッカー部になっているんで、何とか野球部も頑張って、「駒大野球部は強い!」というイメージを作りたいですね。
―野球部はちょっと去年は成績がふるわなくて…
坂 すいません…(苦笑)
―2部に落ちてしまったとかいうニュースを聞いたりして、どう感じましたか?
中 でも、一番伝統があるのは野球部っていう感じがするんで、また今年戻れるんじゃないんすかね…。
内 やっぱ底力があるから、野球部はすぐ上がってくるだろうと思いました。
―周りの活躍とかは気になったりしますか?
水 はい、します。で、やっぱみんなチームで一丸になって頑張って、優勝とか、いい成績出してるので、空手も負けずに頑張っていきたい…
―みなさん、正月は箱根を見られたりするんですか?
全員 します!
―この中の部同士の接点とかってあります?あんまり交流ってないですか?
内、中、坂 ないですねー(苦笑)
水 ないですよ(笑)
―ないですかー(笑)じゃあ、お互いのイメージみたいなものはありますか?例えば、野球部は陸上部がこんなイメージだぁ、とか…
坂 いやー、そうですね。陸上とサッカーって日本一じゃないですか。だからもう、何ていうんですかねぇ。学校で見ても、ちょっとやっぱ一歩ひいてしまうかな…何となくですが、はい(苦笑) 昔は、野球部強かったんですけど、もうここ何年も優勝回数少ないんで、ちょっと立場的には、弱いかなぁ…と。
―内田さんはどうですか?
内 あんまり考えたことないですねぇ。まぁ、野球部とかは…。サッカー部は一緒のグランドでやってるんで、どんな練習やってるのかとかは見て分かるんですけど。野球部とかはあんまり見たことないんで、分からないですね。
―サッカー部とは、やっぱ同じグランドでやってて、しかもそれでいい成績残したりしてて、励みになったりしますか?
内 やっぱ刺激になりますね。
―じゃぁ、サッカー部は?
中 そうですねぇ。練習中は(陸上部に)ボールがぶつかんないように(笑)、ちょっと邪魔にならないように…っていう感じで。あとは、とんでもなく速いんで…見てて。で、ひたすら走ってるんで、同じ人間とは思えないですねぇ。
―みなさん、やってるとこ違うと…
水 ここ(陸上部とサッカー部)違いますよねー。
―いろいろありますけど、でもやっぱり、それぞれの部のイメージみたいなものはありますよね?
水 陸上部はすごいなーって(笑)、頑張ってんなーって。ってか、どこで練習してんのかなーみたいな。はい、話題になったりするんですけど。野球部は、2部に落ちたときに、「野球部落ちちゃったねー。残念だったねー」とかいって話して、サッカー部は、「優勝したんだってー」って(笑)みんなと。目立つじゃないですかぁ。「空手ってあんまり目立たないよねー」みたいな話をしてるんで、たぶん全日本とか団体でとったら、結構目立つんじゃないのかな…。
―それだけにやっぱり、他の部に負けないだけの活躍をしようっていう?
水 いや、他の部に負けないっていうか、とりあえず頑張ろうみたいな。
―みなさんは今年、キャプテンとなったわけですけども、キャプテンになって変わったこととかはありますか?
坂 背番号が変わったくらいですかね。ほんと、特に何も変わらずです。
―去年の途中から副キャプテンを任されたってことで、みんなを引っ張っていこうっていうのはそんなに変わってないですか?
坂 いやー、もう僕のほかに副キャプテンが3人いるんですけど、それと4人でキャプテンをやっているような感じなので、それはもう去年からそうだったので、キャプテンになって変わったっていうことはあまりないですね。
内 自分のことだけじゃなくて、やっぱ周り、チームのこととかすごい考えるようになったっていうのが大きい変化ですかねぇ。
―やっぱり去年はいい成績を残したので、今年も残していきたいっていうのが強いと思うんですけど…
内 途切れさせれないですからねぇ、やっぱり。
―そういう意味では自分が引っ張っていくっていうのは…
内 結構大変ですね。
―中田さんは?
中 何でも自分1人でやろうっては別に思ってないんで、4年生が全員で中心になってやっていこうって思ってるんで、そこらへんは別に自分がすべてやろうって思ってないんで、特に変わってないです。
―去年はリーグ戦で初優勝して、プロを倒すっていう目標もまだ達成できなくて、今年にかける気持ちとかは?
中 去年は2冠やって3冠なるかっていうのはやっぱり、そこらへんで変なプレッシャーみたいなのが周りから結構あったんで、今年は、去年以上の成績っていうかやっぱり3冠とプロを倒す!っていうことになるので、それに向けて頑張りたいですね。
―変わったことは?
水 意識的に自分のためだけじゃなくて、下を引っ張っていかなきゃいけないなーっていう意識には変わってきてます。
―個人戦とかもあって、部の雰囲気作りっていうのが大変なんじゃないかと思うんですが…
水 個人戦で取っても、その人だけのことのようになってしまったんです、去年は。やっぱ、団体でいけたらいいなぁって思います。
―最後に、今年の意気込みをみなさんに語ってもらって終わりたいと思うんですが…。
坂 去年は亜細亜大学が、1年間負けなしで4冠をやったんですけど、僕たちも4冠とまではいかないですけど、1つでも結果が残せるように…。今年はなんとか野球で駒澤大学の名前をあげられるように頑張っていきたいです!
内 箱根の3連覇と、大学駅伝の3冠を目標に1年間やっていきたいなぁと思います!
中 とりあえず、去年以上の成績が残せるように、最後には天皇杯でプロを倒す!ってことが最終目標なんで…。それは達成できるように頑張ります!
水 全日本優勝です!!
※取材にあたり、駒大玉川キャンパス隣の「梅やそば店」様から大変ご厚意をいただきました。ありがとうございました。

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