• 宿敵久保田に見事雪辱を晴らした田中=駒沢屋内球技場で(岩下隼撮影)

田中勢いつけ、V候補に善戦

[卓球部]秋季関東学生リーグ1部・早大戦(2006年09月17日 23時01分)

秋季関東学生リーグ1部・早大戦が9月17日(日)、駒沢屋内球技場で行われた。結果は以下の通り。
   
   駒大3-4早大
S1 ●吉川0-3下山○
S2 ○田中3-1久保田●
S3 ●桑原1-3塩野○
D  ○田中・伊東3-2下山・時吉●
S4 ○伊東3-2原田●
S5 ●橋口1-3時吉○
S6 ●藤本1-3阿部○
(S5とS6は時間短縮のため同時進行で行われた)
 
 S1の吉川勇志(政3)がストレート負けし、流れを変えたい駒大は続くS2にエースで主将の田中満雄(政4)を起用。今年のインカレ準々決勝において2-3で敗れた相手だけに、絶対に勝ちたい田中。1セット目、3点差以上離れない接戦が続く中で、8-9から3点連続で取ってこのセットを奪い、勢いに乗る。2セット目も同様な展開が続くも、7-9と相手にリードを許してしまう。しかし、そこから4点連続でポイントを取り連続でセットを制す。勝利に王手のかかった3セット目、シーソーゲームでデュースとなるが、田中のサービスミスによる失点が響き、11-13で落としてしまう。迎えた4セット目、またも互角の攻防が続きデュースとなるが、田中が最後まで粘り13-11で勝利する。S3桑原勇希(営1)は負けるも善戦し、良い流れの中でダブルス、S4伊東伸也(政4)も勝ち早大を追い詰つめる大健闘を見せたが、あと一歩及ばず3-4で惜敗した。明日は最終戦、0勝4敗同士で並んでいる中大と1部残留決定を賭けて戦う。
◆仁王聖雄監督
「まさか3点もとれるとは思わなかった。なかなか1部で勝つのは難しいが、善戦した。田中が勝って流れを引き寄せることができた。ダブルスも調子が出てきた。チームの雰囲気は良い方。明日はダブルス次第。頑張って勝って1部に残留する」
◆田中満雄主将(政4)
「インカレで負けたときのイメージはなく、自分は相手が誰であろうと次に繋げるだけだった。最後は気持ちで勝てた。すごく良い試合だった。今日は胸を張れる負け。明日は今日以上の力を出して、4年間の集大成、自分たちの全てをぶつける。そうすれば結果はついてくる」
◆伊東伸也(政4)
「気持ちが一つになってて、相手に向かっていた試合ができて、ラストまでいけた。負けても次につながるし、盛り上がれた。初めて(時吉・下山組)に勝てた。二人で話し合って、最後に勝ちたいと話していて実現できて良かった。明日も苦しいけど、動きも試合の勘も変化なくこの勢いでいきたい」
次戦は9月18日14時15分~対中大が駒沢屋内球技場で行われる。
会場へのアクセス
・東急「駒沢大学」駅より徒歩15分
・JR・京王井の頭線・東京メトロ「渋谷」駅より、バス「田園調布」行き乗車、
「駒沢公園東口」、または「東京医療センター前」下車、徒歩5分

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